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ラインの塩抜きとベイトリールの注油

前回の釣行は水深25~50m位でタイラバを使用。使ったベイトリールのPEライン、新しいラインを巻いてからまだ3度目だったのに、80gのタイラバでも落とし込む時にラインが引っ掛かる感じでスムーズに落ちません・・・。釣りしているとこれが結構ストレスだったりします。

そういえば、この前のカヤックフィッシングのシロギス釣りで子供がリールを海水に浸けてたっけ。カヤックは海面が近いので、油断すると起こりがちな失敗です。その時の海水の塩分がスプールに染みて、巻かれたPEライン同士の摩擦が大きくなっていたのだと思います。

ちょうど陸釣りで使っているスピニングリールのラインも汚れており、リール4個分の釣り糸の塩抜きとライン清掃をすることにしました。

塩抜き用スプールでPEラインを清掃

まず最初にオリジナルの塩抜き用スプールを用意。塩抜きスプールをリサイクラーにセットし、ドラグを緩めたリールからPEラインを巻き取ります。リールから全量巻き取っても良いのですが、PEラインの手触りを確認しながら、今回は100mほど巻き取れば大丈夫と判断。ちなみにリールはダイワのTIERRA A ICです。

スピニングリールの方はPEラインではなくナイロンラインながら、同じようにメンテナンス必要そうな長さ分を巻き取ります。リール4台分なのでちょっと大変。

PEラインの塩抜きスプール

100均で買った料理用の計量カップに真水を入れ、塩抜きスプールを浸します。4個重ねて入れると計量カップの上限ギリギリまで真水を入れる必要があります。いま地震が来たら確実に溢れます。。

このまま1時間ほど放置して塩抜き開始。

・・・料理番組のようですが、1時間経ちました。リールにラインを巻き戻していきます。

計量カップから塩抜きスプールを引き上げると、水滴がボタボタ垂れ落ちます。受け皿に10分ほど置いて水滴が止まってから再びリサイクラーにセット。リサイクラーにテンションを掛けて巻き戻しし易くしておきます。

さらに塩抜きと同時に釣り糸のクリーニングも行うため、こちらもオリジナルのフェルトラインクリーナーをリサイクラー本単に装着し、PEラインをフェルトで挟むようにセット。PEラインは十分湿ってますがフェルトにも水をかけてあります。

フェルト装着型ラインクリーナー

それではラインクリーニング+リールへの巻き戻しを同時に開始! 塩抜きスプールのラインに時々シリコンスプレーを吹きながら、ラインの汚れと余計なシリコンをフェルトに吸着させつつ巻き戻していきます。

1台目のリールが終わったら、残り3台分も同様に作業していきます。4台分の作業はちょっとタイヘンですが、無事に完了。

今回はベイトリールの注油も行うことに。手持ちの遠投カゴ用両軸リールとボート用電動リールはメンテナンス方法が似ているのですが、カヤックフィッシング用ベイトリールだけ扱い方がちょっと違ってます。横のカバーが外せない構造のためスプールの取り外しができません。

取扱説明書に従って、ウォームシャフトとハンドルノブにグリスを注油。メカニカルブレーキのノブを外した場所にあるギアにもグリスを少し付けました。リールはダイワでもグリスはシマノw

ベイトリールの注油

これで次回釣行時はスムーズに釣りができそうです!

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