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ソウダガツオ(マルソウダとヒラソウダ)の見分け方

ソウダガツオの季節がやってきました。自分も前回釣行ではマルソウダを、前々回はヒラソウダをゲット。ソウダガツオの見分け方は慣れれば簡単なのですが、最初は分かりにくいですよね。先日も隣の方達が「これってヒラかな?マルかな?」とずっと悩んでました。3人で楽しそうに議論してたので声は掛けなかったのですが。

この時代はスマホ検索で写真撮ると判別してくれたりするので、試しに自分の釣った写真で写真検索してみました。しかし、「ソウダガツオ」とか「ヒラソウダ」とか「カツオ」とか「サバ」とか「タイセイヨウヤイト」とか、毎回違う結果が出てきて余計に混乱する結果となりました。信頼性はあまり高くないようです。ちなみにタイセイヨウヤイトはスマガツオのことらしいです。マルをスマと判別されるとか、ぬか喜び感が半端ないですね。

さて、手元にマルソウダとヒラソウダの写真が揃ったのでいくつか簡単な見分け方を書いてみました。既にご存じの方はこの先はお役に立たない情報です。。

写真は、上がマルソウダ、下がヒラソウダです。よく言われている見分け方が3つほどあります。間違い探しのように見比べると何となく違いが見えてくるでしょうか。

ソウダガツオの見分け方(ヒラソウダとマルソウダ)

■ソウダガツオの見分け方(マルソウダとヒラソウダ)

①有隣部(エラから尾に向かって狭くなるウロコのエリア)の形~マルソウダは尾ビレに向けて有隣部がなだらかに狭くなっていきます。一方、ヒラソウダは魚体の中心位で急激に有隣部が狭くなり、そこからは線のような形で続きます。有隣部は手触りが違ったり捌く時も包丁に硬いウロコが引っ掛かるので、どこなのかは明確に分かると思います。

②エラブタ上部の黒い模様の入り方~マルソウダは模様が頭頂部の黒い部分にくっついています。ヒラソウダはエラブタの模様と頭頂部が微妙に離れています。

③体形~マルは文字通り丸っこい形をしています。ヒラはマルより体高(腹から背までの高さ)があってホンガツオっぽい体形です。

分かりやすくするため、写真に①と②の線を描いてみました。

釣り人の皆さんは、基本①有隣部の形状で見分けられているのではないかと思います。②エラブタの模様や③体形は両方釣って見比べないと分かりにくいですので。

釣り人に人気なのはマルソウダよりはヒラソウダかと思います。新鮮なヒラソウダは確かに美味い。マルソウダは捌いてみると血合いが多く、ヒスタミン中毒に気を付ける必要があると言われています。加熱して食べましょうという情報をよく目にしますが、自分は釣ったらすぐ血抜きして内臓取ってクーラーで冷やして持って帰るので、刺身でも食べますけどね。ただ、血合いを取ると身が少なくなって歩留まりはあまり良くないです。

釣り人でなければマルソウダもヒラソウダも単に「ソウダガツオ」と認識されているのではないでしょうか。

ヒラソウダに比べるとマルソウダは一部の釣り場で雑魚扱いされてて残念です。実際は美味しい魚なんですけどね。ニンニク醤油ヅケとか竜田揚げとか美味でした。

どちらのソウダでも、青物釣りは引きが強いので楽しいですよね。ちなみに自分はルアーや弓角はPEラインを使いますが、PEとフロロリーダーとの結束は、このFGノットアシストを使ってガッチリ結んでます

ラインの塩抜きやライン交換は、塩抜きスプールとフェルトラインクリーナーを使ってます。

塩抜きスプールとラインクリーナー
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