4年前の台風で破壊されて釣りができなくなった堤防。工事が完了し昨日再開されたためさっそく行ってきました。海釣り施設じゃないポイントの釣果情報ということで、具体的なポイント名はあえて書きませんがお察しの通りです!
押し寄せる波を打ち消しつつ漁礁効果もある堤防、として再建されました。「直立消波堤」と呼ぶらしいです。メインターゲットの根魚+往年のアジに期待して18時過ぎに現地に到着すると、再開を待ちかねた釣り人が結構来ていますね。自分もその1人ですがw
事前情報では堤防のパラペット上部から海面まで7mほどの高さ。釣り座を決めてパラペットから海面を覗いてみると・・・やはりかなりの高さがあります。水汲みバケツのロープを長いものに交換していざ投入!
・・・バケツが過去最少のサイズ感に。もはや普通のタモは届きません。小潮の干潮過ぎでこの水位だと、大潮の干潮では恐怖を感じる高さかもしれません。
ここは以前は黒鯛やメジナが良く釣れた場所です。黒鯛狙いで下見に来た方なのか、海面をのぞき込んで「これじゃ無理だよー」という声が聞こえました。今後は落としダモが必要そうです。
直立消波堤ですが、確かに波が立たないです。以前の堤防はドッパーンという音とともに当たった波が真上に向きを変え、場所によっては波しぶきがパラペットを乗り越えていました。新しい堤防は波の力が吸収されているのが良くわかります。
さて、まずは自作した胴突き仕掛けにイソメをセットして足元に投入してみます。
あれ?
浅い。
水深2mくらいかも。
試してみると、横浜市が公開している図面通りに前方に向かって徐々に深くなっていくのが分かります。それでも自分のすぐ隣の方が足元の落とし込み釣りでカサゴを釣り上げました。
自分も底釣りながら胴突き仕掛けが水面から消えるかどうかという水深で魚を探っていると・・・反応あり!
20cmほどのカサゴが釣れました。4年間釣り人が居なかったので良いサイズが棲んでますねー。
ウミタナゴも良型。サイズは24cm。
フグも重量感ありました。リリースです。
カサゴダブル! カサゴは足元でバンバン釣れました。17cm以下は全てリリース。
陽が落ちてからメバルも登場。20cm。
周囲が暗くなってきたのでアジ狙いのぶっこみサビキを開始。しかしながら、カサゴばかり喰いついて肝心のアジは反応なし。「投げ釣り禁止」で飛距離が出せないためか回遊がなかったためなのかは不明です。
気が付けば2時間でカサゴ20匹、メバル1匹、ウミタナゴ1匹、フグ1匹と大漁です。潮も満ちてきてカサゴ狙いは終了、ターゲットをメバルに変更。メバル狙いの秘密兵器「土佐カブラ」で表層から少しずつ棚を探っていきますが、タダ巻きでは反応なし。
強風かつ胴突き用の硬い竿にセットしてしまい、カブラの様子が分かりにくいなーと思いつつ、リールを止めて少しフォールさせると魚の反応が。アワセを入れると無事掛かってくれました。
さっきよりサイズアップして22cm。この後もう一匹メバルを追釣しクーラーが一杯になったので納竿です!
4年前に見たキレイな夜景は今も健在でした。
釣り場復活に向けて活動してくれた皆さま、ありがとうございました!
にほんブログ村