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釣ったイワシをミンサーでイワシミンチ餌にしてみる

本牧海釣り施設や大黒海釣り施設では、この時期シコイワシ(カタクチイワシ)がよく釣れます。活性が高い日はアジを狙って仕掛けをベタ底にセットしたいのに、イワシ爆釣でアジの棚まで仕掛けを落とせない日もあるほどです。そのイワシ、昔は釣りまくって全て持ち帰ってましたが、捌くだけで日付が変わる経験をして以来、食べる分だけキープして後は釣れてもその場でリリースするようになりました。

先日、テレビでイワシミンチの料理番組を目にして、「そうか。釣れたらミンチにしてアジのエサにすれば良いんだ!」と思い付き。東京湾の船釣りもアジはイワシミンチが定番です。アジは濁りを好むため、アミコマセよりイワシミンチの方が集魚効果が高いとか。

そうは言っても、イワシミンチの自作にどんな道具を使えば良いか分かっておらず、すり鉢とかミキサーとか料理道具をいろいろ調べる日々。そして発見した道具が「ミンサー」です。

恥ずかしながら、ミンチを作る道具をミンサーと呼ぶことを今まで知りませんでした。多くのミンサーは肉をミンチにすることしか書かれていない中、こちらの貝印 ヘルシーミンサーは「お魚対応」と公式に書かれており、お値段もお手頃。ネットで定価の半額ほどで購入できました。

貝印 ヘルシーミンサー DK0580

ところがその後に問題が。ミンサーは到着したものの、釣りに行っても肝心のイワシが釣れません・・・。本牧海釣り施設で3回連続で悲しい釣果となり、もうスーパーでイワシを買ってしまおうかと迷いつつ、先週土曜日の本牧チャレンジでようやくシコイワシ53匹を釣り上げることに成功。シコイワシが釣れてこんなに嬉しかったのは久しぶりです。

ミンチ作りの手順は次のとおり。①ミンサーにイワシを入れる→②ハンドルを回す→③ミンチ完成! 超簡単。 

ミンサーでイワシのミンチを作る

今回は実験を兼ねているため、まずは釣ったイワシの重量を測ります。ボウルの重量は除いて53匹で474g。一匹あたりの重さは8.9gでした。ちなみにイワシのサイズは10cm~13cm。

カタクチイワシをミンチにして釣り餌にする

ここで迷いが。このままミンチにして大丈夫なのか?ネットでは人間の食用にミンチを作る情報ばかりで、その場合はウロコ、頭、尻尾、骨、内蔵は除去してからミンサーに入れるようです。

今回は釣りエサ用なのでこのままミンサーに入れて良さそうですが、ミンサーの刃を傷めないよう、念のため頭や尻尾など硬い部分は取り除くことにしました。ウロコと骨と内臓についてはそのまま。

53匹の頭と尻尾を切り落として再度計量してみると329gに。30%ほど減ってますね。。

イワシミンチの材料

とりあえずこの状態でミンサーに入れることにします。上部の投入口に10匹ほど投入。投入口にカバーを付け、試しにハンドルを回転させてみると、意外と軽く回ります。鰯は魚偏に弱いと書くだけに、身も骨も柔らかいです。これなら頭や尻尾は取らなくても大丈夫だったかも。

ミンサーでイワシミンチを自作

ハンドルを数回転させると、待望のミンチが出てきました! が、ウロコも内臓も入っているせいか、見た目がちょっとキモい・・・。自分で食べたいとは思えない色合いです。この後の写真は閲覧注意かも。あと内臓をミンチするとそれなりに匂いが出るため、換気扇の近くで作業した方が良さそう。

ミンサーでイワシミンチの作り方

329gのイワシでそこそこの量のミンチが作れました。一度挽きでも骨のパーツ感はほぼ感じず、プラカゴが詰まることは無さそうです。

イワシミンチの作り方

二度挽きして更に細かくしてみます。上の写真が一度挽きで、下が二度挽き後。写真では分かりにくいですが、二度挽きするとペースト感が更に強くなります。

イワシミンチの二度挽き

二度挽き後に改めて計量してみたところ274gと、さらに50gほど減ってました。ボウルを移し替える際に取り残したり、ミンサー内部にミンチが残ったまま水道で流してしまったり・・・。でも、一旦作業に慣れれば投入した量とほぼ同量のミンチが収穫できそうです。

シコイワシのミンチ

アミコマセ16切り(1kg)と同量のイワシミンチを作ろうとすると50匹では全然足りず、200匹前後のイワシが必要な計算です。さすがに200匹は釣り上げるのが難しい・・・。あ、コノシロも爆釣してリリースしているので、コノシロミンチを足せば良いのか!

今回作ったイワシミンチはジップロックに入れて冷凍保存しました。アミコマセにイワシミンチを混ぜて、濁りでアジを誘ってみます。

自作イワシミンチを冷凍保存

次回はアジ爆釣かも?

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