毎春、帰省ついでに親子で楽しみにしている稚鮎釣り。去年はゴールデンウィークにチャレンジしたところ、時既に遅しで稚鮎は川に遡上済み。残念ながら海では小サバしか釣れず。その反省から今年は早めに茨城に行ってきました。魚種や場所ごとのルールは茨城県の漁業調整規則のサイトで確認できます。
あいにく週末の天気予報は両日ともずっと雨で寒い模様。ググった限り今年はまだ稚鮎が釣れてない雰囲気だったものの、このタイミングを逃すと次に茨城に行けるのは数カ月先になるため、レインウェアと長靴完備です。
神奈川を出発し常磐道で茨城に入ってもずっと大雨でしたが、海が近くなるにつれ空の色が少し明るくなりました。実家に到着しお昼ご飯を食べていると小雨になり、干潮の時間帯にバタバタと近くの海へ出発です。
岸壁に到着してみると釣り人は数名しかおらず。やっぱりまだ釣れてないのかな?と様子をみていると、奥の方の釣り人が稚鮎らしき魚を釣り上げるのが見えました。期待しつつ釣り道具をセットして釣り開始。
・・・ところが全然魚の反応がない。見た感じピンポイントでしか釣れていません。釣れてる人の近くに一人だけ入れそうな場所が空いたため、子供がそこでチャレンジ開始。
稚鮎を釣り上げました!サイズは7cmほど。
ほどなく自分も子供の横に移動でき、2年ぶりの稚鮎をゲット。群れが小さいのか活性が低いのか、釣れるポイントが結構狭いです。気が付くと、ごく狭いエリアに何本も竿が密集。
低調なコンディションですが、幸いなことに誰もコマセを撒かないで釣りしています。集魚板付けてる人の方が釣れてるかな?1匹釣れても仕掛けは上げず、しばらく竿を揺らして追い食いを待つと3匹4匹掛かります。一昨年は入れ喰いで全部の針に掛かってきたためそれと比べると物足りなさはありますが、稚鮎らしいプルプルした手応えは十分竿に伝わってきます。繊細なタックルだと楽しさ倍増で、浅いタナなので延べ竿が一番かも。
釣れるうちに親子でせっせと釣り上げましたが、残念ながら1時間ほどで釣れなくなってしまいました。15時過ぎて再び雨が降り始め、気温も下がってきたため納竿です。
今年の釣果は約60匹。マスやサバは交じっておらず全て稚鮎。持ち帰ってワタを取り、天ぷらにしてもらいました。
まさに春の味覚。鮎の爽やかな香りとフワフワな食感が楽しめます。皆で乾杯しながら美味しくいただきました!
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