今朝8:30頃、磯子海釣り施設の北側にある製油所から重油が流出したとのニュースがありました。
重油は海面に幅200m×長さ1200mほど拡散したらしく、11時頃に流出が止まったとの事です。地上の配管から漏れたようですが、老朽化なのか作業ミスなのか詳細は報道されていません。
この根岸にあるエネオスの製油所はめちゃめちゃ広いため、具体的に製油所のどの辺から漏れたのかが気になります。エネオスのニュースリリースを見たら確認できるのではと思いサイトを確認してみたのですが・・・現時点では何の情報公開もされていませんでした。
さて、Googleマップを確認すると磯子海釣り施設と根岸製油所の位置関係は以下のようになってます。
左側に海釣り施設。その北側一帯に製油所が広がります。
右下の縮尺から判断すると、岸壁から幅200mx長さ1200mの流出というのは結構な拡散具合です。今日は朝から10m/s前後の北風が強く吹いていたので縦に拡がりやすかったのかもしれません。
改めて冒頭のニュースサイトの動画の最初の部分を何度か確認したところ「左側に小さいタンクが並び、右側に大きいタンクが並ぶ場所の桟橋」なので・・・、あろうことか海釣り施設のほぼ真北にある一番大きな桟橋の付け根のようです。。
この位置だと、風向きや潮流次第では磯子海釣り施設の沖まで重油が届いていた可能性がありますが、磯子海釣り施設のサイトでは流出については何も触れられておらず、書かれていたのは「今日は北風が終日強く吹き続け、中央桟橋と東桟橋で釣りをするツワモノは居なかった」との状況のみ。確かに強い北風が吹き続けた日でしたが、両桟橋に釣り人が居なかったのは本当に風のせいだけなのか気になるところです。
流出した重油に対しては海上保安庁がオイルフェンスを張って拡散を防いたとの事で、回収・除去処理は進んでいるものと思います。
風向きから大黒や本牧方面には流れなかったと考えられますが、磯子海釣り施設も無事であったことを祈るばかりです。
釣り人にとって重油流出のニュースは心配ですね。。
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