前回の遠投カゴデビュー@熱海港でヒラソウダを釣ったウチの子供。味を占めたのか再び熱海釣行のリクエストがあり本日行ってきました。ところが、開園と同時に入場し子供の遠投磯竿をセットしようとしたところ、何と竿先が折れているではありませんか。買ったばかりでまだ使うの2回目なのに。。
さて、修理したくても道具が足りません。家でなければ直せなさそうだったので、子供に遠投カゴは諦めて短い竿でルアーやサビキで釣ってもらうよう一旦は言ってみたものの、遠投カゴ目的で来たのに1日楽しくないだろうなと、何とか釣り場で修理できないものか考え直してみました。
不幸中の幸いかロッドケースの中で折れたので、外れたガイドは全て残っています。必要な道具といえば、トップガイドから折れた竿先を抜くためのライターとペンチ、折れた竿先をガイドに合わせて細くするためのサンドペーパー、再度付け直すための瞬間接着剤。
ペンチしか持っていなかったので、急いで釣り場近くのコンビニまで車を走らせます。ライターと瞬間接着剤は売っていたものの、予想通りサンドペーパーは見当たらず。仕方ないので、サンドペーパーの代わりに魚を絞めるためのナイフで竿先を削って何とかトップガイドの修理を完成させました。
なにしろ数日前から子供用のウキやカゴを一緒に作ったりしてたので、遠投カゴさせられて一安心です。自分的にもウキは新しくLED対応にしたため、飛び方のチェックをしたいと思っていました。
開園直後から1時間近くドタバタし、ようやく釣り開始。買い物と修理に集中していたため周囲の様子が全く分かっておらず子供に聞くと、どうやら釣れていない模様。安心して良いのか悪いのか。
昨夜は雨が結構降っており今朝は強風という荒れた空模様。今回も親子揃って午前中の遠投カゴは不調で、昼前の干潮をタカベのウキフカセ釣りで乗り切ります。15cm以下は自主規制で全てリリース。さらにサビキでも何か釣れるだろうと試しましたが、安定のネンブツダイが繰り返し釣れてくれます。
そのままネンブツダイ付きで置き竿したらカサゴでも釣れるかもと試してみたところ、ほどなくして竿が大きく曲がりました。巻き上げが重くかつ横に走るのでカサゴではなさそう。太ハリスのサビキだったので、そのまま一気に抜き上げます。釣れたのはオオモンハタ。サイズは37cm。小さいのはルアーで何度か釣ったことがありますが、このサイズは初めてです。
その後も10m/sを超える向かい風が続く中、隣の方が両軸遠投カゴならではの飛距離でスマを連釣。自分もスピニングで遠投カゴに復帰したのですが残念ながら釣れませんでした。。ところが子供がまたしても遠投カゴでヒラソウダをゲット。前回よりサイズアップしており34cm。
朝からの強風続きでライントラブルが幾度もあって親子ともども疲労が溜まり、それでも何とか大小高級魚を確保できたので14時過ぎに納竿しました。
オオモンハタは帰って重さを測ったら1kgあり、陸っぱりの足元で釣れたにしては結構良いサイズ。捌いてみたら胃袋の中にネンブツダイの他、根魚系と思われる魚の大きなエラが入ってました。初めて捌いたので苦労しましたが刺身とアラ味噌汁で食べようと思います。ヒラソウダは刺身、タカベは塩焼きです。
にほんブログ村