週末の天気予報が台風だったので今日は釣行予定をキャンセル。結局雨はほとんど降りませんでした。。本日は遠投カゴ用の天秤をいろいろ試していました(家で)。
船釣りや投げ釣りの場合、釣具店の店頭では魚種や釣り方ごとにおすすめ仕掛けがPOPで紹介されてて、天秤もどんなものを使えば良いかイメージしやすいように思います。自分も投げ釣りの天秤はストレート型やL字や逆V字など使い分けしています。
遠投カゴの場合ですが、そもそも遠投カゴ用の天秤には定番と呼べるものが無いように思います。遠投カゴ用の天秤のおすすめ紹介は釣具店でもあまり見た記憶がなく、自分で考えて選ぶケースが多いのではないでしょうか。
自分は以前からオリジナルの天秤を使っていますが風や波の状況によっては調子が悪い時があり、どう改良すれば良いものかと考え続けていました。
道糸とカゴの間隔を最短距離にすべく短いシャフトにしたこの天秤、実際のトラブルとしては着水の勢いでシャフトが縦回転し、下のようにスナップスイベルを巻き込むことがありました。
シャフトの短さが原因ということで、次に試したのがシャフトを長くしたタイプ。
以前のような、天秤が縦回転してスナップスイベルを巻き込んでしまうトラブルは回避できるようになりました。
この天秤の形状、投げ釣りだと逆V字とか逆L字と呼ばれるタイプ。V字やL字天秤に比べて魚が掛かった時に手元にアタリが伝わりやすいと言われています。その特徴は遠投カゴでも同様で、魚の引きをダイレクトに感じることができます。
一方で、逆V字/逆L字は魚が掛かった時に道糸~天秤のアーム~ハリスが一直線になり、バラシ回避にアームのバネを活かすことはできません。また、天秤の力点はハリス側、支点は道糸のスナップ側、作用点は重量のあるカゴとなり、魚種によっては喰いこみにも多少影響があるかもしれません。
では、逆L字ではなくL字の天秤だとどうなのか? 力点は変わらずハリス側、支点はアーム接続部、作用点はカゴよりも道糸のスナップ側がメインのため、喰いこみ影響も少なくて済みそうです。
魚が掛かった時は下のような動きになります。
天秤のアームがなだらかに曲がっています。クッションゴムはアームが曲がってから伸び始めるため、逆V字/逆L字よりバラシの確率は減らせそうです。
今日の結論としては凄い画期的な形状を発見したというわけではありません。が、改良後のイメージは掴めたので半日かけて天秤を作っていました。経験上、全体的にシンプルで各部分に可動部や段差がない方が飛距離が出せて、ライントラブルも少ないと思っています。
クッションゴム接続部分をチューブで覆ってハリスが絡まないするのは定番の対策。シャフトのチューブは精悍な見た目と抵抗減を期待してます。アーム長は自分の場合は12cm前後がバランスが良いようです。
カゴを付けたところ。こんな写真を撮っていると早く釣りに行きたくなりますね!
オリジナル遠投カゴ&ぶっこみカゴの一覧です。
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