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FGノットアシストでPEラインとリーダーを結ぶ

FGノット用のノットアシスト

PEラインとリーダーの結び方はいくつかありますが、やはり定番なのは「FGノット」でしょうか。いままで両手と口と足を駆使して結んでいましたが、結構大変だったのでアシストツールに頼ることにしました。

オリジナルのFGノッターです。上下2か所のダイヤルネジでPEラインを固定し、中央のダイヤルネジでリーダーを固定しながら編み込んでいきます。

上下のウレタンリングの間にラインを1~2回巻き付けて固定します。テンション調整はダイヤルネジでできるようにしました。

肝心のFGノットの編み方ですが、基本的には既製品と同じ方法。というか、これまで手足で押さえていたものをツールに置き換えただけです。

まずはPEラインを固定します。最初にPEラインの端を下側のダイヤルネジで固定。続いてラインテンションを軽くかけたまま上側のダイヤルネジでも固定します。

ネジは時計回りの向きで締まるため、上のラインは左側から時計回りに巻き付けます(逆から巻くとネジを閉める時にラインが緩んでしまいます)。

リーダーは端から20cmくらいの場所で固定し、右手でPEに巻き付けていきます。PEの上を十字に交差したら、リーダーの下をくぐらせてリーダーにテンションを掛けて最初の編み込みを行います。

続いてPEの下からリーダーをくぐらせてリーダーにテンションを掛けます。写真には写ってませんが、実際は編み目を左手で押さえながら編み込んでいきます。

上と下の編み込みを1セットとして10~15セットくらい編み込むのですが、進むにつれて編み目が戻されるくらいテンションが強くなるので、 上側のダイヤルを緩めてPEラインのテンションを調整します。

編み込み終わったらエンドの処理に移ります。まず、右側に余ったリーダー端をPEラインと2本一緒に上ネジで固定します。次に、下ネジを緩めてPEライン端を外します。左ネジを緩めてリーダーを外したら、そのまま下ネジ側に移動して固定します。

このように、下にあったPEライン端が右に、左にあったリーダーが下に変わります。

エンド処理に入ります。FGノットのエンド処理のやり方は幾つかありますが、今回はハーフヒッチを5回繰り返した後でエンドノットで結びました。

余ったリーダーはギリギリの長さでカット。PEラインは2mmほど残してカットし、余った部分はライターで炙り、FGノットの完成です!

このアシストツール、釣行時に携帯し易いようにロープを付けたのと、左右ネジ部分の収納ホルダーでコンパクトに畳めるようひと工夫。かなり軽量に製作できました。