いろいろコンセプトを見直して、塩抜き&メンテナンススプールを改良してみました。
- 真水との接触面積を最大化したデザイン
- 3サイズでほとんどの釣り方に対応
- 工具不要の2分割式でライン交換にも対応
- 市販のケースに合わせたサイズ変更
巻き取る際にラインの状態が見やすいので、ブラックカラーは変えませんでした。
スプールデザインは冒頭の写真のように開口部を大きくし、接水面積や巻取長を増やした形状に変更しました。
左からS/M/Lサイズ。Sは直径70mm、MとLは直径86mmです。ナイロン、PEラインとも、各サイズの巻取できるライン長は号数別におおよそ以下の通りです(多少誤差あります)。
本体直径はSサイズ(左)が70mm、MサイズLサイズ(右)は86mm。MとLは直径は同じですが、写真や表のようにスプール部の幅が違います。
表の巻取長まで巻くとこんな感じです。この画像はSサイズでナイロン3号を400m巻いています。この状態でも左右にあるライン止めは使用できます。
以前のスプールは一体型でしたが、改良版は2分割式で不要ラインの巻取&処分ができるようにしました。手回し式のため工具不要で簡単に分割&結合できます。
左右のライン止めは従来どおりです。
本体サイズはいろいろ調整し、SサイズはダイソーとZiplocのケースに4個入ります。
Mサイズは3個ずつ入ります。ダイソーのケースは一回り大きいタイプです。
Lサイズはダイソー、Ziplocとも大きいタイプで2個ずつ。
全サイズともフタを閉められるので、ゆすりながら洗うことができます。 塩抜きすると、実釣で仕掛けを落とし込む時にスムーズにラインが落ちていきますね。投げ釣りも飛距離が伸びた(元に戻った)ことを実感します。
改良版に合わせて、電動ドリルでラインを巻き取れるようにスプール用のドリルビットも作ったのですが、各スプールで何度も巻き取りのテストをしていたため巻き取りがめちゃめちゃ楽でした!