コンテンツへスキップ

新Super遠投カゴ完成

遠投カゴ自作

静岡サーフや西湘サーフでオリジナル遠投カゴ(ブラック)のフィールドテストを繰り返し、機能的には満足できるものが作れるようになりました。

神奈川県近辺は台風15号と19号で釣り場が激減してしまい、釣行できない時間を使ってオリジナル遠投カゴを開発してみました。

金/銀/銅カラーのオリンピック仕様?ヘアライン仕上げでめちゃめちゃ輝いてます。塗装ではなく材料自体に色が付いているので、ぶつけても違う色の下地が見えるようなことはありません。

印字されている「XV」は”エックスブイ”ではなく、ギリシャ数字の”15”で錘重量を表示しています。

カラー錘重量総重量
金(XV)15号約75g
銀(XII)12号約63g
銅(X)10号約56g

機能面でもいろいろ工夫してみました。

飛行中は下カゴと上カゴが一体になります

昔はイレクターパイプで遠投カゴを自作していたのですが、イレクターパイプより4mmほどスリムで、前方投影面積の少なさから空気抵抗を大幅に削減できました。また、本体の重量が軽いため総重量に占める錘の割合が多く、重心を前方に移動できました。

着水後の沈降時は下カゴが上カゴに追随します

市販のカゴのように、着水後は下カゴが上カゴに追随し、棚に届くまでコマセが流れ出るのを防ぎます。なお、市販品は沈降時に錘が下カゴから抜け出て水中抵抗を生むものが多いですが、このカゴは錘が抜けないように工夫してあります。

棚到達時は下カゴが自動で下がります

棚に到着後はウェイトを内蔵した下カゴが自動で下がり、付けエサとコマセを放出します。市販品は上カゴを持ち上げるため内部の軸にフロートをつけたものがありますが、このカゴは上カゴ自体に空気を混ぜているため、上カゴ内部はすべてコマセ用スペースです。上部の穴は4か所あります。

付けエサ用切り欠きがあります

付けエサ収納時にハリスにダメージを与えないように切り欠きがあります。大物回遊魚を狙うことも考えて、太目のハリスでも問題無い大きさにしています。

今週は天気も問題なさそうで、ようやくサーフから青物を狙えそうです。