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久しぶりに福浦岸壁を見てきました

今日は文明堂の横浜工場直売所@幸浦まで窯出しカステラを買いに行ったついでに、福浦岸壁の工事状況を見てきました。かつて一級の釣り場だった福浦岸壁も令和元年の台風で堤防が破壊されてから早や3年。釣り人の皆さまでも記憶から薄れつつあるのではないでしょうか・・・。

以前は胸元くらいの高さだった堤防、復旧計画で人の身長を遥かに超える3mの高さになると判明した時は、大きなショックを受けたことを思い出します。

ただ、既に知られるところですが、釣り人の陳情の努力もあって横浜市は福浦岸壁を海釣り施設として再建することを検討。まずは堤防の再建が終わった後に海釣り施設の建設に移ることが計画されています。完成時期はまだ不明確なようで、自分は進展が気になって時々横浜市議会の議事録検索システムで状況を検索しています(「釣り」とかで検索すると関連議事録が表示されます)。令和3年3月8日の会議では本牧含めて釣りの議題が多かったみたいです。令和4年の議事録はまだアップされていないのでその後が気になるところです。

さて、久々に訪れた福浦岸壁はこんな感じでした。

福浦岸壁

木が伐採されスッキリと見通し良くなったせいか堤防の高さはあまり感じません。とはいえ写真中央の重機の屋根は超えているので、決して堤防が低くなった訳ではないです。それにしても公道上にフックロールのコンテナが置きっぱなしで、無法地帯感も若干残ってますね。

自分は通称「トイレ前」付近で釣りすることが多かったです。アジ・サバ・シロギス・サヨリ・タチウオ・ソウダガツオ・メジナ・メバル・カサゴ・カレイ・アナゴなどなど、1年中何かしら釣れてとても楽しい釣り場でした。

トイレ前の現在はこんな感じ。丸い窓のガラスは割れてますが建物は残っているので、このまま改修して使うのでしょうね。

福浦岸壁の復旧状況

トイレ手前の電柱から堤防の奥に電線が引かれています。この位置からは見えませんが堤防の上部は奥行8mほどあるそうです。

Googleのストリートビューはまだ工事前の画像になっていたので、比較してみましょう。

福浦岸壁のトイレ前

オレンジのフェンスの向こう、堤防の上から少し海が見えてますねー。懐かしい・・・。

ちなみにGoogleマップの衛星画像では奥行8m部分が消波構造になっているのが見て取れます。上部は塞がれて歩けるようになる計画です。

福浦岸壁の衛星写真

看板の文字は消えかかっていますが、工事は今年の3月31日に完了予定です。公共工事なので年度末が区切りなんですね。4月から手前は入れるようになるのかな?

福浦岸壁の工事はいつまで

ちなみに福浦岸壁は釣り人の路上駐車や放置ゴミなどで横浜市に苦情が多数寄せられていたため、将来作られる海釣り施設は市施設管理者を置いて施設入場も駐車場も有料前提になっています。本牧や大黒などの海釣り施設と同じような運営方法と思われるため夜釣りは無理そうですが、過去を思い出せばやむを得ないかなぁと思います。

海釣り施設の工事、早く始まって欲しいですねー。

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