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氷上ワカサギ釣り@松原湖

2022年の初釣りは毎年恒例の氷上ワカサギ釣り。今年もこの3連休に長野県の松原湖に行ってきました。

ここ最近は日本各地で大雪のニュースを目にするものの、松原湖は長野県内では積雪量が少ない地域にあります。とはいえ湖までは積雪や凍結ポイントを通行するので、スタッドレスタイヤ&チェーン必携です。

三連休の初日は清里エリアでスキー。2日目の朝5時に宿を出て5時半過ぎに湖に到着しました。今シーズンの氷上ワカサギ釣り解禁日からまだ3日目ということもあって駐車場はほぼ満車。この時期はまだ氷厚が十分でない箇所があり、湖上の一部限定で氷上ワカサギ釣りができる状況です。

空はまだ暗い時間帯。ヘッドライトを付け道具一式を湖畔に運びつつ釣り券を購入し、朝6時半の湖面オープンまでしばらく岸辺で待機します。

6時半のオープンと同時に氷上を歩いて釣り座を目指します。数年前、この時に滑って頭を強打し救急車で運ばれた方を目撃したことがあるので、スノーシューズを履いていても慎重に歩かなくてはなりません。

無事に釣り座を確保し、去年から導入した電動アイスドリルで3人分+魚探用の4個の穴を一気に開けます。電動ドリル導入前は毎年穴開けだけで腰痛になっていたので極楽です。続いてテント設営。ワカサギ用のテントは天井の紐1本を引っ張るだけで設置でき、後は風で飛ばされないようアイスペグで固定します。

今年は朝の気温がマイナス8度くらいで風も弱いので、テントとガスヒーターがあればテント内では手袋なしでも寒さを感じず釣りができます。寒い時はマイナス15度くらいでどんな対策してても寒いので、今回は天気に恵まれました。

針のサイズは0.5号、ハリスは0.15号。遠投カゴの10分の1以下であろう細仕掛けに苦労しながらエサを付けて氷の穴に投入します。今日のポイントは水深約6m。魚探にはけっこう魚群が表示されており期待値はMAX。

毎年朝マズメはそこそこ釣れますが、今年はなぜか7時過ぎまで3人ともアタリが取れず四苦八苦。。それでも誘い方を変えたりエサを白サシから紅サシに変えたりと試しているうちに釣れ始めました。

ダイワのクリスティア

低い水温のせいでエサが少なくメダカと見間違えるような大きさのワカサギが多い松原湖。今回は解禁日から日が浅いせいか、松原湖にしてはなかなか良型の10cm近いワカサギも釣れてきます。いつものパターンだと自分のウデでは朝8時くらいにパッタリと釣れなくなるケースが多いのですが、今年は頑張って誘い続けて日中もポツポツとワカサギを釣ることができました。

松原湖のワカサギは小さめサイズ

今日は気温が高いせいか、時折り氷が割れる音が響きます。自分の足元にヒビが走った時は少し焦りました。。
テント内で釣りしていると腰が痛くなるため時々テントから出て背伸び。氷の上にテントが並ぶ景色はいつ見ても別世界を感じます。朝は湖上いっぱいにテントが並んでいましたが昼頃に引き上げる方が多いです。

14時に釣りを終了し、釣れたワカサギをその場で料理します。天ぷらか唐揚げかで迷った結果、今回は唐揚げに。氷上で食べる揚げたてのワカサギは絶品です。この瞬間が楽しみで毎年氷上ワカサギ釣りに来るんですよね。

ワカサギの唐揚げ

最後は開けた穴を全て雪で塞いで撤収です。

ここは3月初旬ころまで氷上ワカサギ釣りが楽しめますが、ご多聞に漏れず温暖化の影響で以前ほどの氷厚は無くなっているようです。いつまでもずっと氷上ワカサギ釣りが楽しめる湖であって欲しいなと思います。

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