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ケイムラロケット型遠投カゴ

これまでのロケットカゴ型遠投カゴ夜光ロケットカゴ型遠投カゴに続いて、ケイムラロケット型遠投カゴを制作しました。ベースとなるケイムラのロケットカゴがなかなか手に入らなかったのですが、ようやく数個ほど入手できました。

ケイムラって何よ?という方のために補足すると、「蛍光紫」のことです。蛍光の世界はなかなか奥深く、wikipediaで「蛍光」を調べてみると難しいことが書いてあります。

釣りにおいては、エギやサビキ仕掛けなどケイムラ素材が使われているものは多数あります。魚はどのような光や色が見えているのかは諸説ありますが、ケイムラ仕掛けは実際よく釣れるように感じます。理屈としては太陽光線に含まれる可視光線に近い紫外線が、仕掛けに使われている蛍光素材を光らせて魚を寄せるということらしいです。

ちなみに、ブラックライトでケイムラのエギを照らすとこんな感じです。上が普通に撮影したもの、下が暗い部屋でブラックライトを照らして撮影したものです。蛍光素材の部分だけが光って写真に写り、紫外線で励起しないフックや錘などは暗くて写りません。実際の海中にはブラックライトほど紫外線は入らないので、こんなに光る訳ではないかと思いますが。

余談が長くなりましたが、ケイムラロケット型Super遠投カゴのお話です。

ケイムラロケット型遠投カゴ

明るい場所での見た目はこのような薄い紫色です。下カゴもケイムラ素材を使っています。また、上下カゴの間にある白いアタッチメントはケイムラではないものの、蛍光素材だったことに今回テストで気が付きました。このカゴに紫外線があたるとこのような光り方をします。

ブラックライトでケイムラ確認

何だか妖しい光り方ですが、アピール力ありそうです。他のロケットカゴ型とはどのように光り方が違うのかもテストしてみました。

ケイムラとグローの比較

明るさ比較では夜光=蓄光のグローが最も明るく、緑色に光ります。夜光は夕マズメから夜に使うことが多いです。ケイムラは昼間メインだと思います。ノーマルカゴは他のカゴの光が浸透して写真に写ってますが、実際にはロケットカゴ部分は光りません。なお、上下カゴの間の白いアタッチメントは蛍光剤が入っていたのか、どのカゴとも青白く光っています。

ケイムラロケット型も構造自体は他のロケットカゴ型遠投カゴと同じです。真ん中のアタッチメントによって、独立した付けエサスペースとコマセスペースが確保されています。

沈降時には錘が抜けないようになっており、水流抵抗が少ない作りです。

棚に到達すると下カゴだけが下がり、付けエサを放出します。

サイズはM/L/LLの3種類。各サイズのコマセの収容量はノーマルのロケットカゴ型遠投カゴと共通です。号数は4号、6号、8号、10号、12号、15号、18号、20号まで。号数は錘に刻印しています。

薬のカプセルっぽい感じもしますが、一目でケイムラカゴだと分かります。釣り場で目立ちそうですね。

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