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コマセスプーンbyダイソー

コマセスプーン

コマセスプーンといえば真っ先に思い浮かべるのがアルミ製のスプーンと思います。どの釣具屋さんに行っても、ほぼ必ず売っているので、コマセスプーンとしてのシェアは99.9%くらいあるのではないでしょうか?

コマセスプーン

手に持ってコマセをすくい、黄色い部分を前に押すと、スプーンからコマセが押し出されてカゴに詰められるという、手が汚れずに済むアイデア商品です。自分もカゴの直径に合わせてこのタイプのSサイズやLサイズスプーンを持っています。

ところが、実際使ってみるとスプーンにコマセが残ったりカゴからコマセがはみ出したりして、結局は直接指でコマセを触ることになります。とくにコマセが溶けてくるとスプーンから汁がボタボタ垂れて腕に回ってくるのがかなり不便。

先日100均のダイソー店内を歩き回っていたところコマセスプーンとして使えそうなものを発見し、試しに買ってみました。100円なのでアルミ製コマセスプーンの半額以下のお値段。

100均のコマセスプーン
ダイソーのコマセスプーン

釣具コーナーではなく、料理コーナーにあった「穴あきスプーン」。本来はコーンや豆の缶詰などから中身を取り出すための商品です。大きさはSサイズのコマセスプーンとほぼ同じながら、スプーンの部分がくぼんでいて少し厚みがあります。

実際にコマセスプーンとして使ってみると、押し出し機能がないのでスプーンをトントンしながらコマセをカゴに入れる必要があるものの、結構使いやすい。細身なのでコマセカゴの穴からはみ出しにくく、何よりコマセ汁がスプーンに残らずカゴからボタボタ垂れないのが快適です。

また、大黒海釣り施設は床板が網状になっており、Sサイズのアルミスプーンはうっかり落とすとそのままケーソンにロストしてしまいますが、これはスプーン部分が床板の網目に引っ掛かってロストを防げます。

さらにもう一つ長所が。先週の大黒でフェンス前面からこのスプーンを海面に落としてしまい、海にゴミを捨ててしまった罪悪感を感じていたところ、よくよく見ると海面に浮いておりタモで無事に回収できました。アルミのコマセスプーンだと落としたら沈んでしまうところ、これはプラスチック製なので浮力があることが分かりました。

コマセスプーン

釣行後の水洗いも、形がシンプルなのでコマセ残りが少なく簡単に洗えます。ただ、ご家庭の料理用と兼用するのは避けた方が無難かと思います。

ダイソーの料理用「穴あきスプーン」、コマセスプーンとしても合格でした!